Word of Mouse

自分が読んだり見たりした本・映画の感想備忘録。

★★★★☆ 映画『ターミネーター4』レビュー

「謎が多いからこそわくわくした!シュワちゃんの出番は少ないけど、俳優陣も美男美女揃い」 

 (以下ネタバレあり)

 ターミネーター4(以下T4)は「審判の日」を終え、戦争中の未来でジョン・コナーが自分の父親になる少年カイル・リースを機械軍から守る話。

 

T4はT3の続編かと思いきやT2の続編だそう。そのためスカイネットはサイバーダインによって作られた設定をT2から引き継いでいる。

過去への干渉によって話も微妙に変わっているというのが面白いところです。

特にT1~T3は普通のアメリカを舞台としていたこともあり、ちょっと笑えるシーンが入っていたり、心の余裕があったんですが、T4は一気に殺伐とした戦争映画に生まれ変わっている。そこが逆に良くて楽しめました。

 

何より今回疑問なのはマーカスという名の、元死刑囚で、核戦争よりも前にサイバーダインによってサイボーグ(ターミネーター)に改造されている男の存在です。彼の精神・記憶は人間であり、しかし抵抗軍のデータを機械軍に教えるように機械軍によってプログラムされている。

 

ん?この人は何の目的でサイバーダインに改造されたの????

軍事目的かな?それで核戦争後機械軍によってターミネーターにされた感じ?

でもそれにしては機械軍の技術が高すぎるし、存在が矛盾すぎるんですよねーうーん。それならシュワちゃんのT-800を作るよりもっといいもの作れちゃうもんね。うーん。

 

まあわからないのですが、最後の心臓移植のシーンで「機械と人間の違いとは何か?」という問いかけがあるのは、人工知能(AI)研究が盛んな現代において好奇心をそそられます。有機物かどうか、命があるかないか、子どもを産むか産まないか、血があるかないか、愛があるかないか…。こういうテーマを考えていくのは面白いですね。

 

それにしても今回はカイルくんがイケメンで良いです。ジョン役、ケイト役の俳優さんはT3からどちらも変わってしまっていて残念でした。似てない…笑 むしろT4にそろえて欲しかった…笑

T3でダメダメだったジョンがT4でめちゃくちゃ頼れる男になっていて、途中何があった…と思ってしまいました。あと、ジョンとケイトが恋に落ちる経緯が絶妙(T3を見た限り生き残り同士だったから、としか考えにくい)。T3とT4が繋がっていない、と割り切ればいいのかもしれませんが、わかりにくい〜!

 

でも映像技術の進歩もあって、すごく迫力がある演出のT4、好きでした。

 

ターミネーターシリーズを好きな順で並べるとT2>T4>T1>T3かな。

最近公開された『ターミネーター5 新機動・ジェネシス』の方も見たくなりました!