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Word of Mouse

自分が読んだり見たりした本・映画の感想備忘録。

映画『500日のサマー』感想

見終わったばかりはかわいい映画だけどよくわからない、という印象。でも、色々考えてみて、とてもリアルであるあるなボーイミーツガールのお話。

※以下ネタバレあり

ついつい主人公の男性トムの目線で見てしまう映画。サマーってよくわかんない変な女性だな、という、印象に。

でも、この映画、サマー目線だとどうなるの?というレビューを多く見かけて、読んで、なるほどってなりました。

トムは「付き合ってるかどうなのか」にこだわりすぎて、自分の感情を素直に言うことが少ない。
サマーは付き合っているかどうかという関係性に、こだわらず愛されたい、運命を本当は感じたい…という。

サマーから見たらトムに幻滅するポイントはたくさんあったはず。

もしサマー目線だったら
・好きだのかわいいだの案外ダイレクトな言葉をかけてこないトムにいらいら
・バーでナンパされてもすぐに止めに入らず自分が侮辱されるまでじっとしていたトムにいらいら
・喧嘩しても電話してくれないトムにいらいら→結局私から行かなきゃいけないのかーいらいら
・元彼の話なんか聞くなよいらいら(聞かれたから楽しそうに話してみせるけどほんとは嫌だと思う)
・リンゴスター好きを否定されていらいら(トムが彼女とは趣味がぴったりなはず、と確信しているあたりがとてもいらつく)

探せばもっとある気がするけれどこんなところでしょうか。
ダメ男の話だったのだ、という気がしてきました。

また、トムの職業がカードのコピーライターというチョイスが絶妙。自分自身で仕事を辞めるときに気づいているけれど、曖昧な表現ではなく、ダイレクトに語る方がよっぽどいい、という笑

現実と理想の比較のところでも
トムが言った
「建物は忘れ去られるけれど、カードは残る」
これがとんだ勘違いで、パーティに居合わせた人たちも苦笑。
実際は
「カードは忘れ去られるけれど、建物は残る」

建設的な恋をしましょうってことかなぁ〜