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自分が読んだり見たりした本・映画の感想備忘録。

本『ざっくりわかるファイナンス』④ファイナンス

第2章のまとめ。

 

 

ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書)

ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書)

 

 

 

ファイナンス:投資の決定、資金調達、配当政策3つの意思決定に関わるもの=企業財務、コーポレートファイナンスと呼ばれる分野

 

ファイナンスにおける企業価値=投資家(株主、債権者)にとっての企業価値

 

黒字倒産

車を例に

200万の車を3年後に支払う約束で購入してもらった

コストは150万

→売上200万、利益50万、キャッシュ-150万

→資金繰りに困り黒字倒産する

 

薄価:BSに載っている取得原価

 

利益よりもキャッシュフローが重視される時代になってきた

 

リスク=危機。危険と機会

リターン:利回り=投資した元本に対して1年あたりどれだけの収入が得られるかという割合

利回り=収入/投下資本

 

リスクフリーレート(無リスク金利):投資家が国債投資に期待する利回り

株式の方が社債よりもハイリスクハイリターン:社債は金融機関からの借り入れ時に、契約によって返却額が決まっているため。株は業績によっていくらになるか決まっていないため。

 

βを用いたCAMP理論で、株主資本コスト(株主がどれくらいの収益率を期待しているか)が求められる

 

1.金融機関が企業に求める見返り

融資:利息

社債:クーポン。クーポンを証券会社に持っていくとお金に変えてくれる

 

2.株主が企業に求める見返り

配当:インカムゲイン

株価上昇益:キャピタルゲイン

 

 経営者にとって、株主資本コスト>金融機関向け負債コスト

どうしても経営者は負債コストに注目しがち。負債コストがPL上の営業外損益に支払い利息として表れるから。

株主資本コストは「株価の下落」という形で現れる。経営者は株主の期待を裏切らないよう株価を上げていく必要がある

 

WACC(加重平均資本コスト):負債コストと株主資本コストを加重平均したもの。投資家たちの要求に応えるため、企業が生み出すべき最低限の収益率

 

経営者は増収増益だけでは自慢にならない。運用サイドだけでなく、WACCがどの程度なのか、調達サイドも気にしなければならない。WACCは低いに越したことはない!

IR担当者のミッションはWACCを下げること。投資家のリスクを下げること。適切な企業情報を適切なタイミングで公開することが大切。

 

負債の節税効果

 

ROIC(投下資本利益率):事業活動のために投下した資本に対して、どれだけのリターンを得ることができたか

ROIC=税引後営業利益/投下資本

 

■経営者の使命

WACC以上のROICを上げること

ROIC-WACC=EVAスプレッドをプラスにして拡大させること

 

EVA=投下資本×EVAスプレッド

EVAは単年度でどれだけ企業価値が増加したか表す指標

 

■まとめ

経営者は、

運用サイドのROIC上昇だけでなく、

調達サイドのWACC下降を、もっと意識せよ!!!