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Word of Mouse

自分が読んだり見たりした本・映画・アニメのレビューや考察を綴っています

崖を登る子ライオン

教訓 ビジネス

アウトライン

1.配属後の新人とライオンの子ども

2.どうしたらいいですか、はNG

3.何がわからないのかを理解する

   〜協業とシナジーを例に〜

 

1.配属後の新人とライオンの子ども

 

私の勤め先は比較的新人研修が短かった。

 

その内容も基本的に営業研修だったため、

新規事業企画の部署に配属された私にとっては、研修した内容が活かせる場面は極めて部分的であった。

 

たぶん、仕事というのは「習うより慣れろ」というか、現場で身につくことの方が多いんだと思う。

 

例えるなら、配属後の新人は、親から谷底に置いていかれたライオンの子どもに似ている。

 

「上に登りなさい、ただし登り方は考えなさい」

上司は崖の上で子どもを激励する親ライオン。

親ライオンには厳しく叱咤するタイプや、笑顔で励ましながらも腹のなかでは「そろそろコツに気付きなさいよ」と思っているようなタイプもいるみたいだ。

(ちなみに私の上司は後者)

 

2.どうしたらいいですか、はNG

わからないことだらけのときに、つい頭上の親ライオンに「どうしたらいいのか教えてよ!」と叫びたくなる。
 
Howを聞いてしまうのは甘えすぎている。
思考停止状態である。
 
「この出っ張りに手をかけて進みたいんだけど、いいかな?」
とあくまでHowは自分で考えて、OKかNGかを聞くほうが身につくみたいである。
 


3.何がわからないのかを理解する〜協業とシナジーを例に〜

 

谷底の子ライオンは戸惑う。

登れと言われても登ったことがないし、

どうすればうまくいくか見当もつかない。

それでもHowを自分で考えて、手足を動かして、力の入れ方や、崩れにくい所の特徴を少しずつ見つけていくことできっと登れるようになる。

 

私自身、「企画を作れ」と言われて戸惑った。

サークルのイベントを作ったことはあったけれども、継続して富を産む新規事業の企画なんてさっぱりわからなかった。

 

そこで何とか手を動かして考えたのは某企業との「協業」だった。

私はその「協業」に強いモチベーションを感じたし、自社と某企業には「シナジー」がある、と思っていた。

 

しばらくそれで社内の話を進めていたある日、急に自分の勘違いに気がついた。

自分が必死に「協業」と思って企画していた内容は、ただの「営業」だったのである。

つまり、「シナジー」と思っていたのは、自社の商材がぴったり相手企業で活用できる、つまり売れるという話であった。

 

それに気がついた時、登ってきた壁から数十メートル落ちた気分だった。

 

私は「協業とは」「シナジーとは」何か、わかっていなかった。

だから私はこの機会にしっかり協業とシナジーとは何か、そのパターンを抑えて、今度はしっかり壁を登れるようになりたい。

 

この失敗からの学びをまとめると以下のようになる。

 

何がわからないのか、わからない

(暗中模索)

自分で考えて手を動かす

何がわからないのか、がわかる 

(協業、シナジーという未理解ポイント発見)

わかっていなかった何かの中身がわかる

(協業、シナジーの正しい理解)

 

 

以上、配属後5ヶ月目、まだまだ頂上は遠い、崖の途中の子ライオンの備忘録でした。頑張ろう。